L.U.R.Eが2024年4月6日に開催された『ENTER THE LIVE HOUSE』の第2部で、ノンストップライブへの挑戦を開始しました。
■ノンストップライブとは? 対バンイベントなどで20分など限られた時間内で1曲でも多く、パフォーマンスするために、MCなどの時間を削り、出演時間のほぼすべてをパフォーマンスします。
そのため、水を飲んだり、休憩する時間が無く、体力をとても必要とします。
元々、Yamakatsuが得意としていたライブスタイルで、Yamakatsuの最長ノンストップライブは73曲・4時間45分を記録しています。
ノンストップライブは、間髪入れずに曲をつないでいくので、ライブで圧倒的な熱量を発揮することができる反面、曲間でオーディエンスとコミュニケーションが取れないので、一方通行なライブになってしまう危険性もあります。そのため、曲中にしっかりと自身の感情を伝える技術が必要になってきます。
ただ単に曲だけを繋げて行うノンストップライブは、ノンストップライブに非ず!
メンバーの日々の鍛錬と、ファンとの絆が問われるライブスタイルなんです。
そして、私たちのノンストップライブはほとんどの場合、
「セットリスト」を作りません。
セットリストとは、披露する演目を予め決めておく、言わばライブの台本です。
では、それが無いということはどういうことなのか?
メンバーは次にやる曲が分からないということです。
曲のイントロがかかって初めて何の曲か分かります。
では、なぜセットリストを組まないのか?
それは、その会場、イベント、前後のグループなどの出演順、客層、すべてに置いて同じ雰囲気のライブがないからです。
つまり、次にどの曲をやったら会場が盛り上がるのか?などは、その場の空気によって変わるということです。
ノンストップライブは先にお伝えした通り、走り出したら止まることができません。
そのため、セットリストを決めてしまうと、最後まで重たい空気のまま進んでしまう危険性があります。
なので、会場の空気を感じ取りながら、曲を変えていった方が、よりよいライブを披露できる可能性が高いということで、セットリストを作らず、まるでDJのように曲をその場で決めていきます。
つまり、メンバーはほぼすべての曲の振りと歌詞を覚えておく必要があります。
ノンストップライブとノーセットリスト。
この2つを掛け合わせたとき、数10分のライブがまるで1本の映画のような感覚をもたらします。
果たして、彼女達はその領域に辿り着くことができるのでしょうか?
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